防災の心得

首都直下地震が30年以内に起こる確率は70%と言われています。
日頃から防災意識を持ち、いざという時の備えが大切です。

突然、大きな地震に襲われたとき、適切な行動がとれますか?


1.地震の揺れを感じたら

まず安全な場所で自分の身の安全を確保します。

2.地震の揺れがおさまったら

火の元を確認し、窓や戸を開けて出口を確保します。
あわてるとけがのもとです。落ち着いて行動し、戸外では門や塀に近寄らないようにします。

3.我が家の安全が確認できたら

近隣の被災状況を確認し、火災や家屋の損壊があれば、協力して消火、救出、救護を行います。

4.避難が必要な場合は

家を離れる前に電気・ガスの安全を確認し、安全な場所に安全なルートで避難します。


日頃から、地震に対する備えはできていますか?


1.身の安全への備え

家具や家電の転倒・落下・移動の防止対策、けがの防止対策、家屋の強度点検や耐震対策をしておきましょう。

2.初動対応への備え

消火器の備え、火災の防止対策、非常用品の備蓄などをしておきましょう。
備蓄品は直ぐに取り出せるよう、置き場所を決めておくことも大切です。

3.確かな行動への備え

家族で連絡方法などを話し合っておく、地域の危険な箇所を把握しておく、防災訓練を通して防災の疑似体験しておくことが大切です。


ペットの災害対策はできていますか?


飼い主自身の安全確保がペットの命を守ることにつながりますが、ペットの災害対策についても、普段から考え備えておく必要があります。

1.日頃からの備え

・ワクチン接種や寄生虫の駆除などの健康管理を怠らない。
・ペットと一緒に避難できるよう、キャリーバッグやケージに慣れさせておく。
・避難場所で他人の迷惑にならないよう、基本的なしつけや様々な環境に慣れる訓練をしておく。
・十分な食料、水、ペットシーツ、常備薬、療養食等の避難セットを準備しておく。
・避難場所のペットの受け入れ対応を事前に確認しておく。
・ペットとはぐれた場合に備え、ペットの情報を記載したペット手帳を作っておく。

2.被災して避難するときは

・ペットを迷子にさせないよう、ペットと一緒に避難しましょう。
・避難場所では、自治体の指示に従い、ルールを守り、他の避難者に迷惑をかけないようにしましょう。

防災に役立つ情報(リンク集)

1.公的機関のホームページ

東京都「防災ブック」の閲覧用ホームページ
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1028036/1028051/index.html

東京消防庁のホームページ
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/bou_topic/index.html

町田市防災WEBポータル
https://www.bousai-machida.tokyo.jp/

東京都保険医療局(ペットの防災)ホームページ
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/aigo/bousai/doukou-hinan

2.災害用伝言ダイヤル(171)

災害により被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合にNTTが提供する「声の伝言板」です。離れている家族や親戚とお互いに安否が確認できます。また、インターネット上の伝言板「web171」もありますので、使い方を覚えておきましょう。

使い方は、NTT東日本のホームページで確認して下さい。
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/

3.町田市防災行政無線

避難情報が野外拡声スピーカーで放送されます。放送された内容は防災行政無線フリーダイヤル(0800-800-5181)で確認できます。