自主防災隊

大規模災害から命を守るには、地域の助け合いが大切です。

1.役割

大規模災害が発生すると、警察や消防などの公的機関からの救助・援助の手が及ばず、地域で助け合う「共助」が命を守る鍵となります。地域の住民で「共助」を作り、「共助」を頼りにする。この役割を担うのが自主防災隊です。
地域では高齢化が進み、一人くらしの高齢者も増えています。自主防災隊は、日頃からの教育や訓練により、いざという時の「共助」のリーダーとなれるよう準備をしています。

2.組織と隊員

自主防災隊組織

隊員は、自治会会員有志と自治会元役員で構成され、91名が登録しています。(2025年4月末時点)

3.災害発生時の活動

・震度5強以上の地震が発生した場合、自主防災隊長が「災害対策本部」の開設を判断します。
・隊員は、自分自身の安全、家族の安全が確認され、家を離れることができる場合は、防災対策本部(自治会集会所)に集まり、応急対応にあたります。

4.平時の活動

・防災訓練を積み重ねることにより、隊員や住民の防災力の向上を図ります。
・防災ワークショップ、及び防災ニュースや防災コラムを通して住民の防災意識向上に努めます。
・防災教育や救命講習によって隊員の防災知識・技能向上に努めます。

5.防災用機材、備品、備蓄品

防災倉庫を住宅内5カ所(自治会集会所、中央公園、コミュニティーパーク、けやき公園、スポーツ広場)に配備し、応急対応に必要な機材や備品、及び食料、水、簡易トイレなどを保管しています。

防災用品の保管リストは→こちら